過敏性腸症候群(IBS)のガス型
過敏性腸症候群(IBS)のガス・おなら型
過敏性腸症候群(IBS)の症状は、腹痛を伴う下痢や便秘がよく知られていますが、ガス型というタイプの方がいらっしゃいます。ガスというのは、おならのことです。
ガス型の人は、1日におならが頻繁にでるので、おならをすると恥ずかしい場所でしてしまったり、お腹が張って苦しいといった症状に悩まされます。
「なんだおなら程度か...。」と思われるかもしれませんが、ガス型の人は、絶対におならをしてはいけないようなところで、おならがでそうになって、必死に我慢したり、本人でも気づかない内におならがでている、ガス漏れという症状もあります。
また、おならをしてしまったことによって、恥ずかしい思いをして、それがトラウマになり、緊張するとおならがでそうになるといった症状が、定着してしまうこともあります。
腸内環境を整える
ガス型の人は腸内にガスがたまりやすい体質です。ガスがたまりやすいということは、腸内環境が悪く悪玉菌が優勢な状態です。悪玉菌が優勢だと、腸内の排泄物が腐敗して、臭いガス(おなら)を発生させます。
悪玉菌をやっつけるには、善玉菌を増やせばいいのですが、善玉菌を増やす食べ物と言えば、ヨーグルト・納豆・みそなど、発酵食品が適しています。
発酵食品を定期的にとることで、善玉菌が増え、ガス(おなら)が発生しにくくなります。
また、ガス型の人は慢性的な便秘に悩まされている人も多く、発酵食品は便秘にも効果的ですので、積極的にとるようにしましょう!
それでもガスに悩まされている人は、病院でガス減少剤などを処方してくれるので、消化器内科を受診することをおすすめいたしますm(_ _)m
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IBS患者特有の途中下車の恐怖から救う方法がマニュアル化されています。病院に行っても一向に効果のない方におすすめできます(^v^) |
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