過敏性腸症候群【私はIBSです。】

過敏性腸症候群の診断基準

2つの診断基準(RomeVとBMW基準)

 現在の日本の過敏性腸症候群の診断基準には、RomeV(ローマ3)とBMW基準という2つの診断基準があります。

 RomeVとBMW基準は、2つとも過敏性腸症候群(IBS)の診断基準ですので、似通っている部分もあります。

RomeV

 世界的に認められている過敏性腸症候群(IBS)の診断基準で、国際的な「Rome委員会」というところが出しています。適宜改訂されており、現在は2006年4月に改訂されたRomeVが最新です。

診断基準は下記です。

(1)腹痛などの症状が排便により軽快する。
(2)症状の有無によって排便頻度に変化がある。
(3)症状の有無によって便の状態に変化がある。

※6ヶ月以上前から症状があり、腹痛あるいは腹部不快感が、最近3ヶ月の中の1ヵ月につき、少なくとも3日以上を占め、2項目以上満たしている。

BMW基準

 車のBMWではありませんよ(笑)日本の実情に即したものとしてBowel Motility Workshop Clubの頭文字をとって名付けられました。

診断基準は下記です。

 下記の(1)、(2)の症状が1ヶ月以上繰り返す。また、他に器質的(身体的)疾患がない。

(1)腹痛、腹部不快感あるいは腹部膨満感がある。
(2)便通異常(下痢、便秘あるいは交替性便通異常)がある。

便通異常には以下の1項目を含む。
(1)排便回数の変化
(2)便の状態の変化

なお器質的(身体的)疾患がないことを確認するために、原則として下記の検査を行う。
(1)尿、糞便、血液一般検査
(2)注腸造影検査または大腸内視鏡検査

※注腸造影検査や大腸内視鏡検査は、患者自身に負担を伴うため、行わなくても症状が認められれば、過敏性腸症候群(IBS)と診断されます。


 過敏性腸症候群(IBS)には、上記の2つの診断基準がありますが、診断基準を満たさなくても、身体的な異常が見られず、患者さん本人に、腹痛や腹部不快感などの症状が出ている場合は、過敏性腸症候群(IBS)と診断されます。

診断基準を満たしていないからといって、病院に行くことを先送りせず、症状が続いている場合は、過敏性腸症候群(IBS)でないか、きちんと検査してもらいましょう!

 IBS患者特有の途中下車の恐怖から救う方法がマニュアル化されています。病院に行っても一向に効果のない方におすすめできます(^v^)

ページの一番上へ>          次のページ→過敏性腸症候群(IBS)の診察
サイトのTOPページへ