過敏性腸症候群【私はIBSです。】

心理療法(自律訓練法)

自分で自律神経を落ち着かせる方法

リラックス法 過敏性腸症候群(IBS)の治療では、薬物療法や生活習慣の改善の他に、心理療法自律訓練法)を行うことがあります。

過敏性腸症候群(IBS)は、心のストレスにより、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れ、下痢や腹痛といった身体症状が現れるためです。

一般心理療法について

 心療内科では、まずは「一般心理療法」を行います。

 一般心理療法はどこの病院でも一般的に行われている心理療法で、簡易精神療法ともいわれています。

 一般心理療法には、受容・支持・保証という3つのステップがあります。

ステップ@-受容

患者の訴えに耳を傾け、その気持ちを受け止めます。患者の話におかしいところや改善点が合ったとしても、まずは素直に耳を傾けます。

ステップA-支持

不安でつらい思いをしてきた患者を支えます。

ステップB-保障

回復するという希望を持たせ、病気の原因に向かい合う手助けをします。

 一般心理療法では、この3つのステップを踏むことで、医師が患者のことを理解することができ、患者自身も自分自身をより深く理解することができます。それにより、抱えているストレスへの対処もできるようになってきます。

 一般心理療法では、医師が患者と話をして心の問題の真相に迫るため、同じようなことをより深くより細かく聞きます。患者からすると、ただ詳しく話をしているだけで、心理療法を行われていると気づかない人も多いようです。

自律訓練法

 自律訓練法は、ドイツの精神医学者、ヨハネス・ハインリッヒ・シュルツという人が考案した自己暗示訓練法で、自分で心をリラックスさせることで、不安やストレスにより乱れた自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを整える方法です。

自律訓練法は少し練習がいりますが、慣れれば電車の中でもどこでも心をリラックスできるようになりますので、過敏性腸症候群(IBS)の症状を自分でコントロールすることができるようになります!

具体的なやり方は下記です。

<ステップ@>
まずは自分が一番楽な姿勢をとります。寝転ぶ、椅子に腰掛けるなど好きなものでいいです。

<ステップA>
全身の力を抜いて、完全に脱力します。目を閉じゆっくりと深くなが〜く数回呼吸しましょう。

<ステップB>
息をゆっくりと吐きながら、「右手がおもた〜い」と心の中で唱えます。無理に重たくするのではなく、重力を感じるように、自然に重たくなってくるのを待ちます。

<ステップC>
右手が重たくなったら、次に左手、次に両足も重たくなるように、心の中で唱えます。

<ステップD>
両手両足が重たい状態なったら、次に「両手両足があたたか〜い」と心の中で唱えます。次第に本当に暖かく感じてきます。

<ステップE>
両手両足が重たく暖かく感じている状態は、心が非常にリラックスして気持ちいい状態です。この状態になれば、自律神経が落ち着いているので、過敏性腸症候群(IBS)の症状はでません。

<ステップF>
ゆっくりと目を開け、手をグッと握ったり伸びをしたりして、ぼんやりとしていた心と体を目覚めさせましょう。

 いかがでしたでしょうか?

自律訓練法は、10分程度行うだけでも充分に効果があり、1日数回行うことで、どんどん完全にリラックスできるまでの時間が短縮されていきます。


 私も自律訓練法を習い、始めはなかなかリラックスする感覚がつかめなくて苦労しましたが、慣れてくると症状がでやすい電車の吊革を持ちながらでも、リラックスできるようになりました。

リラックスしている時は過敏性腸症候群(IBS)の症状はでないので、自律訓練法をマスターすれば、症状を抑えたいとき大変役に立ちます。

たかが思い込みだろうと馬鹿にせず、騙されたと思ってぜひマスターできるように練習してみてください。きっと過敏性腸症候群(IBS)克服の手助けになるはずです!私がそうだったように...。

 IBS患者特有の途中下車の恐怖から救う方法がマニュアル化されています。病院に行っても一向に効果のない方におすすめできます(^v^)

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