過敏性腸症候群(IBS)と食生活
過敏性腸症候群(IBS)の人の食生活
下痢にしろ便秘にしろ、便通異常という点では変わりがないため、基本的な食生活の注意点は同じです。
過敏性腸症候群(IBS)は、脳がストレスを感じることで、腸が異常なぜん動運動をしてしまう病気なので、食生活は関係ないと思われがちですが、食生活が乱れていて、普段から胃腸に負担をかけていると、過敏性腸症候群(IBS)の症状がでやすくなったり、強くでたりします。
過敏性腸症候群(IBS)は胃腸が関係する病気ですので、食生活を改善することで、過敏性腸症候群(IBS)の症状を抑えることが可能です。
食事は1日3回決まった時間に
過敏性腸症候群(IBS)の人は、通勤や通学途中の便意が怖くて、朝食を抜く人がいるようですが、人間の体は朝食を食べて、大腸反射により排便するようにできていますので、必ず朝食は食べるようにします。
また、食事は1日3回、朝・昼・晩と、できるだけ決まった時間に食べるようにします。食事のリズムを整えることで、朝食後の排便のリズムも整ってきます。
食事量は腹8分目
食事量は昔から言われていることですが、腹8分目が胃腸に負担をかけず、1番健康的な量です。
私もそうですが、特に夜になると、お腹がパンパンになるくらい、満腹になるまで食べてしまいがちですが、夜にたくさん食べると、消化不良で次の日の朝の排便がうまくいかないことがあります。
また、夕食はできるだけ早い時間(7時頃までには)にとるようにしましょう!次の日の朝食をしっかりとることができ、大腸反射が起きやすくなりますので、排便を促すことができます。
早食い・まとめ食いは避ける
過敏性腸症候群(IBS)の人は食生活には気を付けているので、あまり暴飲暴食はしないでしょうが、早食いやまとめ食いをしている人がいます。
短時間でよく噛まずにガーッと食べる早食いや、朝食をとらずに昼食や夕食でまとめ食いをしていては、暴飲暴食と同じくらい胃腸に負担をかけ、調子を悪くしてしまいます。
よく噛んでゆっくりと食べるようにするだけでも、胃腸の調子がよくなり、便の状態が非常に良くなりますよ。
刺激の強いものは控えめに
過敏性腸症候群(IBS)の人は、普通の人よりも刺激物に対し胃腸が敏感になっていますから、とうがらしなどの香辛料、アルコール、炭酸飲料、カフェインのとりすぎには注意しましょう!
しかし、私も炭酸飲料が大好きですが、刺激の強い物ってついつい食べたり飲みたくなってしまいますよね。そういった場合は、自分がどれくらいの量なら大丈夫なのか、知っておくことが大切です。
私も何度かお腹を壊しましたが、自分がどれくらいの量ならお腹を壊さないか知っていますので、次の日が休みのときや、量を調整して刺激物を楽しんでいます(笑)
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